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2017/12/11

派遣の扱いが理不尽な工場は決して珍しくない?他に良い働き方はないの? 

工場での派遣の扱い、派遣社員として働くことを検討している人には気になるところです。

工場で派遣社員として働くことは、時給が高く設定され、採用ハードルは高くない場合が多いので、手っ取り早く飛び込む人は少なくありません。

ところが、工場での派遣の扱いは、往々にして良くない場合も多いようです。

直接雇用の正社員や期間工よりも理不尽な扱いを受けるケースも珍しくなく、派遣として働く人は常にストレスを抱えている工場も目立ちます。実際問題、派遣社員の出入りが激しい工場は珍しくありません。
 

派遣の扱いが理不尽な工場は決して珍しくない?どうしてそうなるの? 

 

そもそも、工場で働いている人には、大きく分けて4種類の立場があります。

まず正規雇用の正社員、次に非正規雇用の期間工(期間従業員)、そしてパート・アルバイトですね。

ここまでは工場に直接雇用される人になります。

さて、派遣社員(いわゆる派遣・ハケン)ですが、これらの枠外なんですね。派遣は工場に直接雇用される人ではなく、派遣会社から仕事先(工場)に助っ人として送り込まれるに過ぎないのです。

工場から見れば、完全に社外の人です。

実際の仕事現場である工場との雇用関係がないにも関わらず、指揮命令系統は現場・工場のラインに従う義務があるのが派遣社員です。

派遣の扱いは、この点から不利になりやすいんですね。

工場から見れば、「気を遣わずに命令だけできる人」、「使えなければ派遣会社にクレームして交代させてもらえる人」これこそ派遣社員なんです。

おまけに、生産ノルマやら、不良品を出せないプレッシャーやらで、工場の現場を仕切る正社員もストレスを抱えて仕事をしています。

イライラ、カリカリして、つい派遣の扱いがぞんざいになる正社員は少なくないんですね。

その点、期間工は期間限定とは言え、工場で直接雇用している身内の人ですから、簡単に辞めさせることはできないし、正社員も彼らを理不尽には扱い難いものです。

しかも、期間工は契約期間が満了しても、契約更新して引き続き働いてもらいたい人も多いので、なおさら正社員も気を遣います。 

 

工場での派遣の扱い、時給が良いことも災いしてるのかも? 

 

また、工場で働く派遣社員は、一般的に時給が高い傾向にあります。

だからこそ、工場での派遣という働き方に注目する人も多い訳ですね。直近の公的なデータ、厚生労働省による「派遣労働者実態調査結果の概要」には、派遣社員の平均的な時給1281円とあります。

法定最低賃金の全国平均と比べて、500円ほども高い時給なのです。

しかも、この数字は工場で軽作業などを行う派遣社員の時給で、自動車メーカーや関連部品メーカーの工場などでは、派遣の時給はもっと高い水準が多いのです。

この時給の高さが、工場での派遣の扱いを、余計に不利にしている可能性があるとしたら、何とも皮肉な話です。まず、派遣社員は時給が高いため、誰か辞めてもすぐに代わりの人が見付かります。

これは、派遣はお金でいくらでも集められる消耗品のように、工場の作業現場では映りかねません。

しかも、単純作業に従事する工場が多いので、なおさら、派遣=消耗品のように見えやすくなります。

加えて、派遣社員は、同じ工場で直接雇用している期間工(期間従業員)やアルバイト・パートよりも、高時給であることが普通です。 200円程度高い場合もザラにあります。

これは、派遣社員が不良品を出したり、残業を断ったりした際、一緒に作業をしている正社員や期間工、パート・アルバイトからの風当たりが強くなりやすい原因になります。

「一番高い時給もらってるくせに作業は遅いは、不良ばっかり出すわ、シッカリしてよ!」「時給が高い人は定時退社できて羨ましいよね!」こんな心ない嫌味を言われることも、派遣社員は少なくないんです。

そして、派遣の扱いに心が折れて、多くの人が工場での仕事を始めて早い段階で辞めてゆきます。 

 

実際工場での派遣の扱いはどんな感じ?

これから挙げる工場での派遣の扱いは、極端な話かも知れません。

もちろん、派遣の扱いが良い工場も中にはあります。

まず、派遣社員は、工場では立ち仕事が多くなります。

休憩時間以外、残業があれば9~10時間も立ったままで単純作業を続けます。

脚が痛くて我慢できなくなり、その場で片足立ちをしたり、足踏みしたりして何とかやり過ごそうとすることもあるでしょう。

そうすると、「脚が痛いなんて甘えたことを言うな!」「まともに立つこともできないなんて人間失格!」のような罵声を正社員から浴びせられる人もいるようです。

また、世話になった親族が危篤状態に陥った知らせを受け、残業を断って定時退社で病院へ駆け付けようとしたところ、「派遣のくせに私用で残業を断るなんて良い度胸してるよな!」と正社員から嫌味を言われる人もいたりします。

さらに、生産ラインの派遣社員がケアレスミスで不良を出してしまいました。

「ここで土下座して詫びを入れろ!」などの暴言を吐かれた人もいます。そこで、派遣会社の担当者に助けを求めても、「あなたの評価も悪くなるから、もうちょっと今の工場で頑張りましょう!」「よくある話なんで、何も考えずに手だけ動かしてれば良いですよ!」などと、その場凌ぎの慰めを言われるだけで、根本解決には至らないケースも多いようです。

考えてみれば、派遣会社の担当者は、派遣社員が工場を辞めると手数料が入らなくなり、自分の業績に関わります。工場での派遣の扱いに我慢してでも、あなたには働き続けて欲しいのが本音なんです。

 

工場での派遣の扱いに疑問を感じるなら、期間工が狙い目になる? 

さて、工場での派遣の扱いに疑問を抱き、理不尽さを感じる人も少なくないでしょう。

先ほどから、期間工という立場の人も時折登場していますね。

派遣社員と期間工とは、同じ工場であれば、基本的に同じような仕事をしているものです。

それにも関わらず、派遣よりも期間工の方が扱いも良く、メリットを感じることが多いようです。

期間工は正社員と同じく、工場で直接雇用されていますから、保険加入の面や福利厚生でも正社員と同等レベルです。

むしろ、正社員よりも優遇されている面もあったりします。

たとえば、期間工の寮は家賃・水道光熱費無料の工場が多いですが、正社員の場合は実費負担が一般的です。

派遣社員の場合は、工場と直接雇用関係がないので、その派遣会社次第です。寮の用意がないこともありますし、寮があっても実費負担のことも多いです。

それに、時給だけで比べると、期間工よりも派遣社員の方が確かに高額です。

ところが、期間工には入社祝い金、赴任手当、皆勤手当、そして満了慰労金など、様々な手当が用意してある工場が多いのですね。

月収・年収ベースでは、派遣よりも期間工が有利になるケースがほとんどです。加えて、工場が減産態勢になった場合、真っ先に切られるのは、やはり派遣社員です。

期間工は工場での直接雇用ですから、契約期間内に解雇されることはまずありません。そして、工場での仕事を離職後ですら、派遣の扱いは不利になるんです。

期間工であれば、離職すると待機期間なく、すぐに失業保険の給付を受けられることが一般的です。

しかし、派遣社員の場合、自己都合退職の扱いになることも多く、すぐに失業保険が給付されないのですね。

 

まとめ

工場での派遣の扱いは、残念ながら良くないケースが珍しくありません。

少なくとも、工場での派遣の扱いが、同じ仕事をしている期間工よりも良い、というケースはまずあり得ないのですね。

もちろん、正社員として仕事ができればベストですが、工場とは言え現実には狭き門であったりもします。

そうであればこそ、派遣社員よりも期間工として工場で仕事をした方が賢いのではないでしょうか。

しかも、期間工であれば、正社員登用制度が設定されている工場も多いので、この点でも派遣の扱いよりも明らかに有利です。

大手企業の正社員に登用される可能性も、期間工にはあるということなんですね。 

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